強制弁について
  
NEUBERGディスペンサは、製造ラインに天秤その他の測定器を備え、
管理幅を設定し、厳しい吐出量管理を行っている分野で多く用いられています。
0.05μL以上、0.1mL以下の微量吐出器として精度に重点を置いて設計し、
その精度を長期間保持することを目標に製作しました。
 
 
各用途に適した     E   などのタイプを用意しています。
 
各タイプの構造は異なりますが微量精密吐出の為に、
容積計量式で強制弁を備えていることが特徴です。
 
各タイプの選定早見表は、こちら
 
現在、液体の微量吐出制御方法として一般的に用いられているのは、おおよそ
次の5方式です。
 


エア式
液を充填したシリンジ、カートリッジを使用し、空気、ガスなどを用いて、
  タイマ制御加圧する液体の粘性利用方式
   
特徴   接液部品が少なく簡便な利点があるが、時間、温度などによって
液体の粘度が変わる場合には量の変化が生じる。
ただし、簡便さは損なわれ高価になるが、画像処理を用いて
フィードバックし、精度向上を図ることも行われるようになった。
   

バルブ式
シリンジ、カートリッジまたはタンク内の液を、空気、ガスなどを用いて、
  常時加圧し、バルブをタイマ制御開閉する液体の粘性利用方式
   
特徴   エア式に比べ、ストックする液量、液の切れなどに違いがあるが、
精度面の特徴はほぼ同じ。
圧力の制御を、液体の液面制御によることで精度向上を図る
ことができる。
   

シリンダポンプ式
  液を密閉したシリンダ内の液全体を、モータ制御のピストン等で押す
  容積計量ポンプ方式
   
特徴   簡便な容積計量式ではあるが、1回ごとの容積計量方式に比べ
ピストン面積が大きく、ばらつきも多くなる。
   

チェック弁ポンプ式
  一回毎の吐出量をチェック弁(自動弁)付のポンプで押し出す
  容積計量ポンプ方式
   
特徴   自動弁によりポンプ構造は簡便になるが、流れを止めるタイミングが
一定にならず、ばらつきを生じやすい。
圧電素子を用いて液を飛ばすこともできるが精度面では同じ。
   

強制弁ポンプ式
  NEUBERGディスペンサの制御方法
  一回毎の吐出量を外部操作する弁(強制弁)付のポンプで押し出す
  容積計量ポンプ方式
   
特徴   構造は複雑になるが、5方式の中では最も精度が良い。
強制弁式にもいろいろな構造のものがあるが、一般的に
プランジャ径が細く、ポンプ内のデッドスペースが少ないほど
  ばらつきは少なくなる。


選定表 Nタイプ Lタイプ

Rタイプ Kタイプ Eタイプ Tタイプ



ストレートチューブポンプ


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